
012025年5月1日から何が変わる?
令和7年(2025年)5月1日以降、自動車重量税はこれまでの「車両重量」中心の課税から、
車両の燃費性能も加味した新しい体系に切り替わります。
燃費基準をクリアしていない一部の車種では、従来より税額が高くなるケースも想定されるため、ご愛車の燃費区分をご確認ください。
国土交通省の公式資料はこちら ▶ 令和7年 自動車重量税改正のポイント(PDF)
02制度改正の背景とは?
今回の重量税改正は、令和5年度税制改正で決まった
「エコカー減税延長・燃費基準引き上げ」の一環として
2025年5月1日に適用基準がワンランク厳しくなることが背景にあります。
政府が掲げる 2050年カーボンニュートラル の達成に向け、
環境負荷の高い車両ほど相応の税負担を求める構造へシフトする――
これが改正の大きな狙いです。
- 燃費性能向上のインセンティブ:メーカーに対し、より高効率なパワートレーン開発を促進
- ユーザーの買い替え促進:低燃費・電動車への乗り換えを後押し
- 税負担の公平化:環境負荷に応じた課税で「使うほど負担」の従来型から脱却
2024年1月1日に一度基準が引き上げられましたが、 2025年5月1日はその第2ステップ。 現行より+5~10%程度高い燃費達成度が求められ、 未達成車は減税対象から外れるか、税率が上がる仕組みです。
今回の変更で車齢の長いガソリン車・輸入車などは 車検時の重量税が増える可能性があります。 一方、WLTCモード燃費基準を満たす最新モデルや電動車は 減税・据え置きとなるため、家計と環境の両面でメリットが期待できます。
03お客様のおクルマは対象?影響と注意点
新制度の適用可否は、車種・初度登録年月・燃費基準達成度によって異なります。 以下のケースでは従来より重量税が上がる可能性がありますので、特にご確認ください。
- 2015年以前に登録されたハイブリッド未満のガソリン車
- JC08モード燃費基準を達成していないディーゼル車
- エコカー減税の適用外となる輸入車 等
逆に、最新のWLTCモード燃費基準を達成している車両は現行より負担が軽減される場合もあります。
04重量税を今すぐ確認する
車台番号(車検証に記載)を入力するだけで、次回車検時の重量税をリアルタイム試算できる 国土交通省の公式サービスが公開されています。
- 車台番号は英数字で全桁入力(ハイフン・ピリオド可)
- 検査予定日を入力すると、5/1 以降の新税率で自動計算
- 個人情報は保存されず、無料でご利用いただけます
リンク先は国土交通省が運営する「次回自動車重量税額照会サービス」です。 (公式サイトへ)
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